初アシスト?

私にはどうも、試合を見ていても守備の選手に目がいってしまう傾向があって。
しかも「守備専」の選手であればあるほどに、気になってしまう。

「守備の職人」と呼ばれるような選手。
派手なプレーをすることはなくても、堅実なプレーでチームを支える選手。
「縁の下の力持ち」の役割を、黙々とこなせる選手。

愛媛の井上くんもそんな選手で、派手なプレーでスタジアムを沸かせるよりも、本当に一生懸命90分間走り回って、中盤の底として、相手攻撃の芽をひとつひとつ摘んでチームに貢献する選手。
だからJにあがってからも、ずっと不動のレギュラーとしてプレーしながら、なかなか目立つことはなかった。
悔しいけどよく、「攻撃が課題」っていう評価をされていたし…。

けど、青野くんが加入し、鳥栖から宮原さんがレンタルで来て。
ボランチのスタメン争いが激しくなって、危機感が生まれたのかな。
昨日の草津戦では果敢な攻め上がりを何度も試みていたし、実際にボールカットから自らドリブルで持ち込み、見事な先制点のアシスト。
ある人が言うには、これが「初アシスト」らしい。

アシストはなかなか後の記録に残ることはないけど。
でも初めてだとしても、何回目かのだとしても、私にとって昨日のアシストはすごく特別なアシストで、多分この先もずっと忘れることはないと思う。

たとえ井上くんが攻撃に目覚めて(笑)、これからたくさんのアシスト、ゴールを決めたとしても。

【追記】
忘れてた。
J’s GOALにまた井上くんのコメントが来てたんだった。

「今日はセカンドボールが勝負だと思って、チーム全体で意識して拾いに行った。前半からいい流れでゲームを進めることができて、後半のいい時間帯に得点を決めることができた」

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バースデーゲーム

実際のところ、ヒトの誕生日を覚えているのが苦手で、それでなくともここのところそれどころじゃなくて、昨日が試合なことも、井上くんの誕生日なこともすっかり忘れていた。
今日、J’s GOALのコメントを読んで、やっと思い出した。

「福岡は強いチームだったが、ホームなので勝ちにいった。点を取りにいってゼロに終わったことは悔いが残る。自分自身、惜しいミドルもあった。今日は誕生日ということもあって積極的にいったが(笑)、自分らしく点を取れず残念。(誕生日の)温かい声援は、前に前に行こうという力になった」

25歳。
サッカー界だともう若手じゃなくて、中堅選手かな。

初めて見たのは一昨年の4月。味スタ、横河武蔵野戦。
3バックの左ストッパーをやっていて、派手ではないけれど人への強さをみせるプレーぶりに惹かれた。
落ち着いた風貌とプレーに、新人選手だとは思いもしなかった…というのは内緒(笑)


あれから2年。ボランチとしてレギュラーの座を掴み、Jリーガーとしての2シーズン目。
見ている限り本当に怪我知らずで、スタミナのある選手だけれど、地味だけどけっこうガツガツいくプレースタイルだけに、ガツガツとやり返されることも多くて…。削られて倒れるたびにドキドキする。

無事是名馬也。

どうかこれからも、長くピッチを走りまわれますように。


バースデーゴールはならなかったけど。でも早く、J初ゴールが決まるといいね。

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元のチームに戻って

レンタル先から自分のチームに戻った選手って、レンタルで行っていたチームに対して、どんな感情を抱いているのだろう。
もちろんレンタル先で活躍できれば、元のチームに戻ってからも、悪い印象はないだろうけど。

今年愛媛から柏に戻った菅沼くんは、テレビのインタビューで、「家族」の次に好きなものに「愛媛FC」を挙げていたりする。それも即答(笑)
柏の試合に愛媛のサポーターが来ていることに気づいて、喜んでいたなんていう話も聞いた。

そして昨日、右の手首に巻かれたオレンジ色のミサンガらしきものに気づいた。
もしかして、愛媛時代につけたミサンガ?もしかして、それを今でも巻いているんだろうか?

移籍金を払う余裕のない愛媛では、活躍すればそれは即ち元のチームに返ってしまう可能性が高くなることであって…。
菅沼くんも、皮肉にも、去年愛媛で成長し活躍したからこそ、今年柏にいる。
それでも柏に戻って活躍して、それが素直に嬉しくて「頑張れ」って思えるのは、こんな風に柏に帰ってからも、愛媛のことを気にかけてくれてるからだと思う。


来年そう思える選手が、今年の愛媛では誰なんだろう。

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ベテランのプロ初ゴールと今季初出場

ガンバ時代の青野くんで強烈に印象に残っているのは、ノリさんとのケンカ(笑)と、新人時代のインタビュー。
その年の新人選手(羽畑くんとかと同期だったかな)が集まった対談で、「俺はこいつらと違って、(大卒だから)すぐに結果をださなければいけない」、そう答えた姿は今でも忘れられない。

ガンバで大卒選手は大成しないとか、大卒は2年以内に試合に出られなければクビだとか、嫌なジンクスや嘘か真かわからないウワサもあったし…。

その頃から怪我がちな選手だったように思う。チームが変わっても、怪我のウワサをよく聞いたように思う。
ガンバのあと、神戸、新潟と渡り歩き、そして今年愛媛へ。
でもまさか、ヴェルディ戦のゴールがプロ初ゴールだったとは。
勝利を呼び込む、まさに値千金のミドルシュート。
本当に美しいとしかいいようのないゴールだった。

ゴールが決まったときの喜びようとか、試合後の喜びをかみしめながら控えめに語るインタビューとか、サポーターに挨拶に向かう後ろ姿とか。
スカパーでそんな青野くんを見ながら、あのガンバでのインタビューからもう5年も経ったんだなってしみじみ思っていた。
若い愛媛ではもう充分にベテランと呼ばれる年齢になって、きっと多くの挫折や苦労を味わって、そしてついに決めた初ゴール。
それは単なる初得点ではなくて、単なる1点でもなくて、ものすごく重みのあるものだったんじゃないかなって。


そして今季初出場の、もう1人のベテラン羽田さん。
どのポジションよりも途中交代の可能性の少ないポジションで、一度固定してしまうとなかなか選手の入れ替えのないポジション。羽田さんがピッチに立つのはいつぶりのことだろう?
でもこういうことがあるから、リザーブにGKがいるわけで、そしてこういう事態にも対処できると信頼されているからベンチ入りしているのだと思う。

この瞬間のために、どれだけの準備を積み重ねてきたのだろうかと、1点差の緊迫した試合展開で、ヴェルディがみせる猛烈な攻撃を、それまでずっと試合に出ていたかのような違和感のないプレーで防ぐ羽田さんを見ながら思った。
それがベテランの落ち着きなのかなと。年月を無駄にすることなく積み重ねてきたからこそ発揮される、土壇場での経験の力なのかなと。
やっぱり、さすがだなって。


勝っただけじゃなくて、初ゴールがあって初出場があって。
いろんな意味で「おめでとう」って言いたくなるような試合だった。


しかし愛媛って、「外弁慶」なのかな(苦笑)


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TMは楽しい

20070604_4右サイドに茂さんがいて(試合途中は左サイドにポジションチェンジしていたけど)、左SBに八柄君がいて、CBには朝比奈さん。
TMでのバンディオンセ神戸のメンバー。

朝比奈さんは正直言うと最初わからなくて、茂さんと一緒にガンバのスタッフと喋っているのは誰だろう…と。
ガンバにいた頃のことは多分知らないので、唯一そのプレーを見たのは、鳥栖時代の天皇杯かな。
試合の後にガンバのゴール裏が「朝比奈コール」をしていて、朝比奈さんもそれに応えてくれていたことを覚えている。確かゴール裏まで挨拶にきてくれたっけ。

八柄君は去年愛媛FCを退団したあとに、一度は引退して教師の道を歩みだして、それがもういちど現役復帰して…。そのヘンの経緯は八柄君のブログに載っているけれど。
頭のいい選手だからこそ、将来のことを考えて出した引退という決断だったのだろうけど、やっぱりまた現役で見られるのは嬉しい。左サイドでの飄々としたプレーが好きだったから。

茂さんも今年も変わらずに現役で頑張っているし。
去年の11月に、天皇杯での横浜FC戦やガンバとのTMで見た時は左サイドをやっていたけど、この日は右サイドをいたかと思えば左サイド。前線にもしょっちゅう顔をだして、もちろんフリーキックも蹴っていて、攻撃の中心となっていた。
前半45分間で交代してしまったのは残念。もっと見たかった。

試合前後に監督さんを始めスタッフさんに挨拶をしていたり、ノリさんとも長々と話をしていたり、そんなほのぼのとした光景も、TMならではかもしれいけど。


茂さんが移籍しなければ、バンディオンセ神戸というチームを知らずにいたかもしれない。
八柄君が加入して、バンディオンセを見る楽しみがもう1つ増えた。
とはいっても時間がなくて、実際にはなかなか観戦に行くことはできないけれど、結果はいつも気にしている。今年こそJFLに上がれるよう願っている。

そうやって何かがきっかけになって、気になるチームが増えていくのって楽しいことだなと思う。

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ひたむきに

前評判ではきっとセレッソだったんだろうなと思う。
セレッソもチーム状態よくなさそうだけど、順当な実力どうりならそうだろうし、加えて前節の愛媛は本当にボロボロだったのだから。

それが井上くんが試合後のコメントに残していたように、どん底状態からしっかりはいあがってきたのだから。

よく走るし、球際も粘り強くてセカンドボールをしっかり拾う。
パスもただなんとなくつなげるだけじゃなくて、しっかり攻撃の意識をもったものだったように思う。
攻め込まれるシーンも度々あったけど、本当にチーム一丸となって耐え抜いた。

去年のようなひたむきなチーム。
青野くんが、前節の井上くんと同じようなことを言っている。

僕らはうまくはないけれど、みんなで勝ち取った勝利だと思っている。

今日の試合は、テレビで見ていた愛媛サポじゃない人からも、「いいチームだね」と言われた。
見てる人に伝わる試合ってあるんだよね。絶対に。

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蛇口からポンジュース!?

蛇口からポンジュース!?「愛媛では蛇口をひねるとポンジュースが出るらしい」

よく巷で囁かれているウワサ。
もちろんそんなことはなくて、全くのウソだとのことだけれど、愛媛FCのスタジアムには実在したりする。

それがこれ。
蝶ネクタイの下のところに蛇口があるので、本当に「蛇口からポンジュース」を注げる。1杯100円。
おもしろいよね。(飲み放題だったらもっとおもしろかったけど(笑))

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日帰り愛媛

私が疲れている上に寝不足で。しかもスタジアムは暖かくて風が気持ちよくて。
ただそんなことを割り引いても、おそろしく眠気を誘われる試合だった(苦笑)

攻撃はただ延々とボールをまわすだけで、結局奪われておしまい…。どうして誰も仕掛けようとしないんだろう。
守備は軽いので攻め込まれるがまま。自陣近くで致命的なミスを犯して、何回も相手に得点されそうなチャンスを与えていたし…。

なんというか…。
見ていて、選手たちは何を考えながら90分間戦っているかなぁと思った。
そしてそんな試合を、リザーブで出番のなかった選手やベンチ外の選手は、どんな思いで見てるんだろうって。

去年実際に見に行った試合でもテレビで見た試合でも、少なくともこんなに見ていて眠くなるような試合はなかった。
勝った試合も負けた試合もあったけど、どの試合も見ていて面白かったし、選手の一生懸命さが伝わってきた。
今年選手が大きく入れ替わる中で、何かが変わっちゃったんだろうか…。

そんな中で最後まで戦う気持ちが感じられるプレーをしていたのは、森脇くんとGKの佐藤くんかな。
試合終了の瞬間、他の選手がさっさと整列するために戻る中で、2人だけはその場から動けない様子だった…。
特に森脇くんは、その場に大の字に寝転んでしまって…。

J’s GOALより、井上くんのコメント。

「ホームで4対0で負けて、自分たちのサッカーができずにふがいないし、申し訳ない。ボランチのパートナーは誰でもやることは一緒。チームとして機能しなかったことは敗因だと思う。足元に繋ぐ分、狙ってくるチームに対しては逆に裏を狙ったり、1本抜ける動きを入れたりして相手コートでサッカーができなかったことは残念。
みんな上手いわけじゃなく、走ってカバーすることやホームで負けない気持ちをもっと全面に出さなければいけなかった。落ち込むのではなく、次は勝つという強い気持ちを持たなければ。今はどん底だと思うので、後は上がっていくことだけを考えたい。アウェイでも勝点を取るサッカーをしてきたい」

選手自身もわかってるんだよね。試合を見に来たサポーターが、どういう気持ちを持ってどんなプレーをしてくれることを望んでいたか…。

それが出来ていれば少なくとも、ゴール裏からブーイングをうけ、他の客席からもしらっとした拍手をされるだけで引き上げなくちゃいけないようなことにはならなかったはず。


次に期待。次こそは。

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ホーム初勝利

今年はここまで攻撃力が課題に思えて、なかなか勝ち点の上積みができなかった愛媛が、ホーム初勝利。
しかも京都相手に3-0。
ただ京都側に2人(プラス監督)退場者が出てるってどんな試合だったんだろ…。

こないだの福岡戦も粘って粘って、最後は決められてしまったけど、惜しいゲームだったと思うし、だいぶチーム力が上向いてきたのかな。

来月にはやっと愛媛の試合を生観戦できそう。
いい試合を見られるといいな。

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違和感というか新鮮な感覚

ホームなのにピッチの右側にいることとか。
三木くんがオレンジのユニに身を包んでいることとか。
井上くんがキャプテンマークを巻いて、先頭で入場してくることとか。

今年初めてテレビ観戦した愛媛FCの試合は、なんだかとても新鮮な印象だった。

試合自体は序盤はとにかく落ち着かなくてバタバタしていて、去年後半の愛媛のイメージがまだ残っている私には、どうにも「大丈夫かな…」と心配になるような展開だった。
パスがうまくつながらなかったり、攻撃がロングパス1本で狙おうとしたり単調。正直、去年のような見ていて面白いサッカーには見えなかった。
それでも後半は随分いい攻撃が見られたし、1点入ってもおかしくない決定機はあったんだけどなぁ…。

見ていてあれっと思ったのは、不思議なほどに森脇くんが目立たなかったこと。
去年は右サイドをガツガツ攻めあがっていく姿が見られたし、それで熱くなりすぎてイエロー貰うこともあったくらいなのに(苦笑)
解説者がサイドが活きてないと言ってたけど、確かに。

三木くんが初スタメンでフル出場。
去年の5月のTMで靭帯を切ってしまってから10ヵ月。大怪我を乗り越えて再びピッチに立つ選手の姿が見られるのは嬉しい。
今日はいいターゲット役になっていたし、田中くんとのコンビネーションも良かったと思う。


試合後の井上くんのコメント。

「中盤でバランスが悪く、攻守に上手くいかなかった。相手のボランチが食いついてきたので、逆にロングボールがきいた部分もあったが。中2日で疲れというか、まったりという空気も確かにあったが、それを引き締める一言が出せればよかった。今日はプレーの厳しさが足りなかったことも反省点」

キャプテンの金守くんが怪我で欠場している今、愛媛でのキャリアもそして年齢も、チームで一番上。
キャプテンマークをまきチームを引っ張っる今日の井上くんは、ひときわ引き締まった表情をしているように見えた。

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